Jacobin's Memo

インターネットテクノロジーをグローバルで展開している仕事です。

参議院選挙2013の歩き方①

先だっての都議会選挙でとても新鮮な経験をした。いつも選挙というと、当たり前ですが、自分のイデオロギーを基に支持政党を決めて投票していた。自分の選挙区に尖った候補者もいないので、人物本位ということでもなかった。なので選挙は、期日前投票か、選挙の日の朝早く投票していた。自慢ではないが、選挙権を貰ってから選挙に行っていないことはない。

 

そんな私に大きな転機が来た。

 

参院戦の前哨戦として今回の東京都議会選挙は注目されていた。しかし、投票日まで長期の海外出張で、初めて選挙に行けない事態が起きそうな状態になった。あきらめかけていたが、乗換などが奇跡的な連携で、自宅に19:45分に到着した。「間に合う!」そこから近所の小学校へダッシュ!

 

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長期出張だったので、選挙情勢などの情報も、候補者のプロフィールも詳しく見ていない。帰りの成田エクスプレスでiPadで情報を取り、フムフムと候補者絞り込むことに。。。圧勝ムードで、あまり盛り上がっていないのか、との感想もしつつ。そう言えば、自分の投票行動は政治に何か影響力をもたらしのかと思うものの、大体が圧勝か惨敗の候補者に投票していたなの思いつつ、支持政党を決めて臨むから仕方ないのかと思ったりした。

 

なので、今回は初めて方針展開して、支持政党や本人などは最終要素として、ボーダーラインにいる候補者の中で、自分の投票行動で最善の選択が出来るように考えた。自分の選挙区では、3人が当落上に予想されていた。結果的には、その3人は1000票差以内であった。3人は、みんなの党、生活者ネット、民主党。その候補者の経歴から想定できる政治スキル、ホームページでのメッセージポイントなどを考慮して候補者を絞った。大したことないが自分の主義主張と遠からず、連携も可能ということで決定。

 

そして残り15分、真っ暗の小学校グランドを数十年振りにダッシュして、煌々と光る体育館を目指した。

 

そしてその候補者の名前を書いた。エキサイティングなのは、ここからでした。テレビのニュースでは、有名候補者の当選が伝えられてくるが、大勢の報道はされるものの、一選挙区の当落上の候補者の報道などなかなかないものだ。深夜2時頃まで画面から離れられなくて、「明日は月曜日で会社か。。。」と疲れが出てきた。ウトウト寝て、朝5時に起きてネットを確認すると「ヤッター当選してるゼー!」と、あたかも自分が選対本部のリーダーの如く、ガッツポーズを早朝からして、生まれて初めて自分の投票が活かされ、気持ちの入った選挙ドラマは終わったのであった。

 

選挙は静かにしないといけない雰囲気があるので、昼の時間ではなかなか出来ないのですが、とても気持ち良かったのが、夜の小学校ダッシュでした。これを経験するなら選挙当日は、当落の情勢分析して、ギリギリに間に合うように投票所に行くとダッシュ出来るかも。

 

その②は、この経験を活かし、参議院選挙2013をどう歩くのか報告します。